2006年09月21日

今の星組は、最高です!〜星組千秋楽

偶然にも2幕から見れた星組千秋楽。
劇場に入ったら、そこはいつもと違う空気が流れていた。
ぐっと何かに締め付けられるような、不思議な感覚。
私はこの中に入りたかった。
けど、どうしようもなく苦しくなって。
このまま始まらなければいいのに。

ただでさえ倒れそうだったから、ある意味、芝居は見てなくて良かったのかもしれない。
見てたらきっと、立ち上がれないほどにボロボロになってたと思うから。

この劇場で、このショーを見るのは最後。
細い目をカッと見開いて、必死に焼き付けた。
宝塚大劇場での男役最後の姿を。男役の集大成を。



チャイナドラゴンはやっぱり、サイコーにかっこええ。
フェルゼンこそ、ダンディそのものなんだ。うん、きっとそうだ。
アディオスなんて言われた時は、泣きそーになった。
きらっきらの燕尾服を着たキャリオカの男だって、かっこええよ。
ポラリスはいつものように、最後まで笑顔だった。
少年のような何の混じり気もない笑顔。
あなたは気付いてるんだろうか。
あなたが笑えば笑うほど、見てるこっちは泣けて仕方が無いことを。

アドリブは、「ダンディズムとは」で英真さんが「♪湖月わたるもお忘れなく♪」と替え歌を。
さすが組長。拍手喝采。

さよならショーが始まるまでに、組長さんから退団者からのメッセージを。
まずは湖咲さん、真白さん、涼麻さんのを読まれました
涼麻サンからのメッセージの中(だったよね?)に、ある人の名前が出てきた。
“稔幸さんと出会い、色んなことを教えてもらった。
 稔サンは私の永遠の師匠です。”
・・・不意打ちだった。
まさか稔さんの名前が出るなんて。びっくりした。
こうやって、星組の伝統は受け継がれてるんだなって。
ああ、やっぱり、星組好きだ。大好きだ。

さよならショー。
・大漁ソーラン(ミレチャレ)
上手から湖月サンがセリ上がり。
その姿は…荒波の男!!
衣装はモチロン、髪型もあんちゃんヘアーで。
この場面、大好きだったんだ。
「星組ソーラン、用意はいいかー!」と叫ぶと、「うおー!」と舞台から声が。
きたきたきたーーー。
熱すぎ。娘役さんもソーラン。

で、モチロン背文字も健在。
背中にはモチロン「星」の文字。
そして湖月サンの背中は「星」→「卒」へ。
宙組当時はどうしようも無いオチに泣けたんだけど、今回は違った意味で泣けたんですけど…。

・タカラヅカ絢爛
カツラはそのままで、黒と金色のキラキラ衣装で登場。
客席に降りてきて、懐かしき「スエニョパティ♪」を踊る。
客席も一部立ち上がって、一緒になって踊る。

・花舞う長安
白羽サンがソロで、主題歌(だよね?)を歌う。
なるほど、この歌はこーいう歌だったのね。
白羽サンは綺麗でかっこよかったでーす。

・ベルばら
白スパンの燕尾服を着た湖月サン。
歌うはフェルゼンさまの「アン・ドゥ・トロワ」。
今年のことなのに、遠い昔のことのように感じる。懐かしい…。
見れば見るほど、深く温かい伯爵になってたっけな。

・ロマンチカ宝塚
場面の名前は分からんのですが…湖月サンと白羽サンがデュエットダンスを。
しのぶサンが歌い、そのあと高央さんが歌う。
後ろには退団者の方の4人がペアになり踊っていらっしゃいました。
そういえば、大真くんがいない。

・1914/愛
何でさっき出てなかったんだろう?と思ってた大真くんが、白衣装を着て登場。
星空をバックに、ソロで歌う。
…なんて言葉で表したらいいんでしょうか。
この場面を表す的確な言葉が見当たりません。
みらん君はいい笑顔で、いい歌声で、歌い上げていました。
ほんとーに、ほんとーに、いい場面でした。

・王家に捧ぐ歌〜エジプトは領地を広げてる
ラダメス湖月さん登場。
あの金の衣装、ロン毛のカツラ。
銀橋に出てきて「エジプトは領地を広げてる」を歌う。
ラダメス懐かしーー。やっぱり格好良いねえ。

・王家に捧ぐ歌〜月の満ちる頃
その後、下手から見覚えのあるシルエットが。
・・・アイーダだ。
そこにはアイーダがいた。
ちゃんと扮装した安蘭サンのアイーダがいたのだ。(お肌は白いですが)
あのバカップル再び。
でも私、この二人のバカップルっぷりが大好きだったのさ。
だからこの二人に再会できて、ほんまに嬉しかったよ。
台詞入り、ラブシーン入りで「月の満ちる頃」。
懐かしさと、愛おしさと、悲しさが入り混じって。
大劇、東宝、中日、そしてさよならショーを経て、ラダメスとアイーダは旅立っていった。
なんだかこれで、この作品は完結した。そんな気持ちになった。

安蘭さん、ありがとう。
お披露目からずっと湖月サンを支えてくれた安蘭さん。
二番手があなたで、本当によかった。

・ソウル・オブ・シバ!
立樹さん、涼さん、柚希さんがシバの主題歌を。
衣装は確か、黒燕尾服。

・すみれのボレロ
大階段に黒燕尾の男役さんたちが勢ぞろい。
・・・ああっ!!これは…っ!!
嬉しかった。これ、DVDで見たことはあったけど、生で見てないの。
群舞スキーとしては絶対見ておきたかったこの群舞。
湖月サンを中心とする群舞が大好きなので、本当に嬉しかった。
皆を引き連れて筆頭に踊る湖月サンは、とてもたくましく、大きかった。

・王家に捧ぐ歌〜世界に求む
やっぱりこの歌が最後…か。予想通り。
お披露目なんて、ラダメスなんて、ついこの前のことだったのに。
本当に時の流れはアッという間だ。

星のペンライトと組子たちのコーラスに包まれて歌う湖月サンの姿を、私は一生忘れないだろう。
写真なんかなくても、きっと大丈夫。
思い出せる。この目に焼き付けたから。

さよならショーと最後の階段おりの間に、退団者からのメッセージの続きを。
大真くん、青空さん、高央さん、しのぶさん、そして湖月さん。
メッセージの中で何度か、WSS、我が愛、ファラオetcの作品が出てきた。
そっか…みんな、生粋の星組っ子なんだね。
ずっと星組を支えてきた人たちなんだ。
そんな大好きな星組っ子が旅立っていってしまうというのは、やっぱり悲しすぎる…。

そして退団者の階段おり。
それぞれの挨拶はCSで放送されましたので、そちらをご覧くださいませ。

印象に残ってるところ。
高央さんが「中でもトウコ」と言って上手側に振り向いたけど、安蘭さんがいたのは逆。
一瞬笑いが起こって面白かったんだけど、安蘭さん、泣いちゃってた。
ああ…同期愛って本当にいいよね。

湖月サンの最後の衣装は、黒燕尾服。
男役の制服。
スパンも飾りも付いていない、シンプルな黒燕尾服。
これを着こなせてこそ男役。
もちろん湖月さんは立派に着こなしていました。
綺麗なんだよね…ほんと…。涙が溢れてきたわ。

湖月サンへの組からのお花は白羽サン、同期からは嘉月さん、美穂さん。
白羽さんがお花を付けた後、湖月サンは白羽サンをそっと抱き寄せた。
・・・うわあああああああっ・・・。
なんてことするんだ…ホンマに湖月さんってば…。
すんません、もう涙腺崩壊。やばかったです。でも、心が温かくなりました。
同期二人にもハグ。
やっぱり湖月サンって、太陽のようにあったかい人だなぁ…。

そんな湖月サンの挨拶の最初。
「今の星組は、最高です!!」
と力強く言ってた。嬉しくって、涙もなんとか引っ込んだ。

ふと周りを見たら、泣いてる人が多かった。
白羽さん、安蘭さんはボロボロ。柚希サンも泣いてたかな。
カーテンコールは何回も。
湖月さんが銀橋の真ん中で「最後まで付いてきてください!」と叫ぶと、客席から「はーい!」と声が。
うん、最後までついて行こう。
東京ではちょっとしか見れないけど、最後まで愛しぬこう。
だから湖月サンも、星組さんも、最後まで走り抜けてくれ。

なんだか、温かい気持ちになった千秋楽だった。
この場に来れて、本当によかった。
posted by seto at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝塚(観劇とかinムラ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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