2006年12月13日

かけがえのないもの〜宙組千秋楽

ここ最近、アクセス数がぐーーーんと増えております。
宙組千秋楽のせいでしょうか。
前楽を少しと、楽の入りの報告しかしてないのに…なんだか申し訳ないです。
前楽・千秋楽のアドリブとかさよならショーの様子は、他でご覧下さいませ。
私には書くことが出来ません。
その場にいたから味わえたこと、そして感じることができたことを書きたい。
見に来れなかった人の分まで書きたい、そう思ってパソコンと向き合った。
でも、できなかった。
何を書けばいいのか分からなかった。
目を閉じたら今でも思い出せる。
でもそのことを的確に表す言葉がない。
私には無理だった。

だから私に書けるだけのことを、少しだけど書き残しておきます。
忘れないように。
自分のために書いたようなものなので、読み流して下さい。


さよならショー開演までの間、組長さんが貴城さんからのメッセージを読んだ。

「この卒業で悲しませて、傷つけてしまったかもしれません。
 でもみんな離れていかずに、逆に近づいてきてくれました。
 沢山のかけがえのないものをありがとうございます。
 私にとって皆様の存在が、一番のかけがえのないものです。
 心を込めてさよならショーを演じます。」

組長さんのやさしくも真っ直ぐな話し方が、ファンの心に突き刺さり、包み込む。
そのメッセージはじんわり痛く辛く、苦しくて。でもどこか温かくて。
沢山のかけがえのないものを下さったのは貴城さん、あなたなのに。
そんなあなたから離れるわけないじゃないの。
だから貴城さんが魂を込めたさよならショーを、私たちも全神経を集中させて観て、聴いて、感じた。

私が一番泣いたのは、紫城さんのローラの歌の場面。
大階段で一人立って歌い出す紫城さん。
力強く、優しく、まばゆい光が放たれた瞬間だった。
泣いた。信じられないぐらいに泣いた。

そして「愛の煉獄」。
やっぱり思い入れが強すぎる役だったから、歌い始めた瞬間ぼろぼろ。
この役が、アレクセイ・カレーニンがいたから今の私がいるわけで。
一途にアンナを想い、愛し続け歌う姿。
変わらないんだ、あのときのカレーニンさんと。
衣装は派手だけど、貴城さんは間違いなくカレーニンそのものだった。
カレーニンに巡り会えた奇跡。貴城さんに巡り会えた奇跡。
忘れやしない。忘れるもんか。

「仮面のロマネスク」
イントロが流れた瞬間から鳥肌が立った。涙が溢れ出した。
そこにいた二人は間違いなく、ヴァルモンとメルトゥイユ。
あなたがいたから苦しくて、悲しくて、恋しくて、生きていられた。
…ごめん、もう何て言えばいいか分かんない。

途中で貴城さんヴァルモンが言う。
「忘れないよ…」
この一言が身体中に沁みわたる。

忘れない。絶対に忘れない。
posted by seto at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝塚(観劇とかinムラ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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